所在地: ノースカロライナ州シャーロット (アメリカ合衆国)
設計者: ジョージ·コブ (1961年)
コースヤーデージ: 7,600ヤード
ピードモント地方の美しい景観と険しい地形が見事に取り込まれたクエイルホロークラブはアメリカ最高レベルのコースとの呼び声が高い。
コースはPGAツアーのコース基準を満たす完璧なコンディションだが、エリートゴルファーたちにとってさえ厳しい試練となる。特にパー4やパー5の起伏に富んだ障害のないラフでは、ストレートボールを打つことが成功の秘訣だ。
クエイルホロークラブの最後の5ホールはこのコースで最も困難だ。風が強く、トッププロでさえもクラブの選択に迷ってしまう。クエイルホローでロースコアを狙うなら、積極的で正確なティーショットが必要になるだろう。
ティーグラウンドに立つとフェアウェイが比較的平坦だが、それに騙されてはいけない。フェアウェイを少しでも外れると、厄介な高いバミューダ芝のラフのために次のショットは確実に困難となり、そのホールでパー以下がさらに狙いづらくなる。
『ゴルフ PGAツアー 2K23』の中でも、クエイルホローでは真に実力の差が出るので、世界最高クラスのゴルファーと比べた自分の技量を試すと良いだろう。
注目のホール: 14番(344ヤード·パー4)
湖畔の14番ホールは、クエイルホロークラブのコース中の最難関区間でも最も難しいホールのひとつ。比較的短いパー4でロングヒッターはワンオンを狙えそうだ。
しかし、グリーンまでに5つのバンカーや池があり、フェアウェイが傾斜しているので、ショット精度の低いプレイヤーは憂き目を見ることになる。クエイルホローの14番ホールは、成功すればイーグルやバーディーを狙えるが、失敗すればダブルボギーかそれ以下の成績となってしまう、チャンスと危険が背中合わせにあるホールの典型例だ。
クエイルホローでのメジャーで優勝できる可能性は、14番のティーショットで賭けに出るか、手堅く攻めるかの判断により決まるだろう。『ゴルフ PGAツアー 2K23』でワンオンに挑戦しよう。
