PGA TOUR 2K23

EAST LAKE GOLF CLUB

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所在地: ジョージア州アトランタ

設計者:トム·ベンデロフ (1908年)、ドナルド·ロス (1913年改修時設計)、リース·ジョーンズ (1994年近代化時設計)

コースヤーデージ: 7,346ヤード

現チャンピオン: ローリー·マキロイ (2022年ツアーチャンピオン)

1904年創立のイーストレイクゴルフクラブはジョージア州アトランタで最も歴史あるゴルフコースであり、往年の名ゴルファー、ボビー·ジョーンズのホームグラウンドだ。現在、同クラブは PGAツアー選手権 (フェデックスカップ·プレーオフ最終戦) の開催地だ。

アトランタ郊外から8kmほど離れた場所に位置する同クラブは、遊園地跡地に建設された。そのためもあってか、プレーヤーは最初のティーアップからジェットコースターのようなスリリングな感情の起伏を体験することになる。

イーストレイクゴルフクラブは規定打数は70の公園のようなコースレイアウトであり、緩やかな地形と広々とした配置で知られている。2004年以降の平均優勝スコアは11.5アンダーで、PGAツアーで最も平易なレベルのコースのひとつだが、それに騙されてはいけない。大きな危険が潜んでいるにもかかわらず、安心感を錯覚するプレイヤーは多い。コースにはミスショットを捕らえるバンカーが多数散在し、木々が多いためにそれを回避してボールを着地させるエリアが狭く、またバミューダ芝は脱出が極めて困難となることが往々にしてある。

注目ホール:15番 (パー3·209ヤード)

イーストレイクゴルフクラブ 15番ホール (パー3) は旧6番ホールで、アメリカで初めて設計された島型のグリーンだ。選手を大いに怯ませるこのホールはスコアを惨憺たるものとする可能性を秘めている。選手権のティーグラウンドは池の対岸にあり、水面を超えてボールを着地させるには200ヤードのショットが必要だ。

さらに、グリーンは比較的狭く、ボールを右側の水面方向へ流す風が吹いているため、イーストレイク最難関ホールのひとつとなっている。

左側のバンカーは回避策として名案に思えるが、極めて困難なバンカーショットを迫られる。グリーンで長すぎたり短すぎたりすると、2打でパーをキープするのは極めて困難だ。